とれたての美味しさ、みずみずしさを保ちます。
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CA貯蔵とは
CAとはCONTROLLED ATOMOSPHERE(空気調整)の頭文字。空気中の酸素、窒素、二酸化炭素濃度を調整することにより、貯蔵される青果物の呼吸を最小限に抑制し、鮮度の低下をおさえる貯蔵方法です。
CA冷蔵システムは従来の温度・湿度の調整に、空気成分の調整を加え、さまざまな青果物を長期にかつ新鮮に保存することができます。
また、発芽抑制・緑色保持においても大きな効果を期待することができます
CA貯蔵による効果例
果実・野菜の貯蔵条件と貯蔵期間
種類 | 温度(℃) | 湿度(%) | O2濃度(%) | CO2濃度(%) | 貯蔵可能期間 |
---|---|---|---|---|---|
リンゴ | 0 | 90~95 | 3 | 3 | 6~9ヶ月 |
温州みかん | 3 | 85~90 | 10 | 0~2 | 6ヶ月 |
カキ | 0 | 90~95 | 2 | 8 | 6ヶ月 |
ナシ | 0 | 85~92 | 5 | 4 | 9~12ヶ月 |
ジャガイモ | 3 | 85~90 | 3~5 | 2~3 | 8~10ヶ月 |
ニンジン | 0 | 95 | 10 | 5~8 | 5~6ヶ月 |
ニンニク | 0 | 85~90 | 2~4 | 2~4 | 10~12ヶ月 |
ハクサイ | 0 | 90 | 3 | 6~9 | 4~5ヶ月 |
資料出所:わが国における果実・野菜の貯蔵条件と貯蔵可能時間(荻沼、1978)
雰囲気調整技術による青果物の鮮度保持法(邨田、1995)
フジプラント方式CA冷蔵庫の構成
CA貯蔵施設にはさまざまな形態がありますが、フジプラント方式CA冷蔵庫は、右図に示すとおり、「CA装置」「冷却装置」「CA冷蔵庫」で構成される最新のシステムです。
CAシステム主要機
フジプラント方式りんごCA冷蔵庫の国内シェアの推移
昭和59年創業当時は収容量12万箱、シェア僅か5%でありましたが、業界の皆様のご協力によりましてCA貯蔵量の増加と共に当社のシェアも上昇し、直近の令和4年度には収容量700万箱、シェア約79%まで到達することができました。